洗脳され街を焼いた幼馴染み、コーリルを元に戻すため限界まで時間の力を使ったレイズは3ヶ月その力を使えなくなってしまう。
そこでレイズの師匠エティアールはある提案をする。
敬愛する祖母リリアが振るった力であるシーゼドライブの第3段階、紫のシーゼドライブの習得に不可欠な技術「生流威儀」。
エティアールはレイズに生流威儀を習得させるべく、指南役としてレビッテ最強の戦士レンティに書状を送る。
手筈通りレビッテに向かったレイズであったがレビッテは鎖国状態にあり、侵入者として扱われたレイズはレビッテ兵に包囲されてしまう。
時間の聖玉奪取における最大の不確定要素であるレイズ。その不在の隙を突き、イルフィア神聖皇国が黒曜同盟本部へ大攻勢を仕掛けた。
リリアの唯一の心残りであるユナを止めるべく、カラナが迎撃に出る。
イルフィア襲来の報はレビッテにも届き、レイズとレンティが加勢に駆け付けるが、時間の力のインターバルが終わっていないレイズの前に現れたのは因縁の相手であるフューズであった。
カラナとレイズの活躍により危機を退けた黒曜同盟は、指導者を失ったイルフィア神聖皇国への反撃を試みる。
応戦した皇子らの軍勢を下し、制圧に成功した黒曜同盟であったが、その地下に見知らぬ施設を発見したレイズは仲間と共にその調査を始める。
同じ文明圏のものとは思えない高度な技術が稼働する地下施設の最深部にて、レイズは好敵手フューズが傷だらけで倒れているのを発見する。